[JAXA] 110.6TFLOPSの新スーパーコンピュータ

少し遅い情報だけど、 4月1日より宇宙航空研究開発機構(JAXA)から新しいスーパーコンピュータが稼働するようだ。その浮動小数点数の演算能力は110.6TFLOPSにも上るとのこと。これはスーパーコンピュータの最新Top500に当てはめた場合、国内1位、世界で17位。実行効率は91.19%であり、世界一だと言う。


そもそも、実行効率って何だろう?

プロセッサーを並列化させたときにノード数全体の処理能力を理論値としての91%だろうか。だとしたらすごいことだけど、それよりも私は単純に消費電力やサーバルームの広さが気になる(笑)

以下にスーパーコンピュータのスペックの抜粋:

  • 富士通『FX1』サーバ*3392ノード
    (2.5GHz,クアッドコア,SPARC64 VII*ノード数)
  • 総メモリ容量100TB
  • 総ストレージ容量11PB(11000TB)

プロセッサとして採用されている SPARC64 VII ははじめて聞くものであり(ゼミでは度々名前が上がったが...)、一般的なサーバ用プロセッサとして思い当たるIntel Quad XeonやAMD Quad Opteronなどとの対比として、富士通の資料に目を通してみた。


以降、個人的なメモを書き残す






余談ながら、富士通のFX1はラック型のサーバ機となっており、サーバルームの写真を見る限りひとブロックあたり、列あたり40*20行=400台収納していると予想。すると8ブロックほど占有しているのかな笑?実際に見学してみたい…

それと関連装置や冷却装置などがあり正しいとは言えないけど、単純計算で重さが190トン、一般家庭で運用した場合(そもそも無理だが笑)消費電力は日に300万円。一日でいいから、こいつでゲームしてみたいとか言っている友人さんに同情する。

さて SPARC64 VII の概要:

  • 富士通が自社開発したUNIX用プロセッサ
  • 65nmテクノロジー,2.5GHz,4Core(21.3mm*20.9mm)
  • L1I:64KB L1D:64KB; L2:6MB(4コア共有,256B,12way)
  • マルチスレッドはVMT (Vertical Multi-Threading)ではなく SMT (Simultaneous Mult- Threading) により実装
  • RAS機能(Reliability, Availability, Serviceability)によりソフトウェアを介さない1ビットの誤り訂正可能

こういう技術革新のニュースが発表されるととてもワクワクする。やっぱり理系なんだなぁと改めて実感した。そういえば西早稲田キャンパス63号館の研究室用のサーバ機も今年度中に32コアのIBM p6 595 Power6から64コアへ移行するようだし、楽しみだ。


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